恐山
テレビの殺人ドラマなどでよく見る「恐山」。
恐山は、標高879mでさほど高くない。しかし、山が活火山であり、恐山菩提寺があるまわりは硫黄のにおいがする荒涼たる景色です。
地蔵信仰を背景に死者への供養の場として信仰を集めてきました。
恐山のあちらこちらに石が積んであります。これは親より先に旅立った子供が親不孝の罪に報いるために、賽の河原の石を積んで塔を造ろうとするのを親が代わって石を積んだものです。
風車はそんな亡き子が地獄でも遊べるようにと願いから始まったものであり、参拝者がそれぞれ思いを込めて刺していきます。
「恐山に行けば死者に会える」
恐山には「イタコ」といわれる巫女がおり、死者の霊を自身に乗り移らせ、死者の言葉を語るといわれています。
昔は多くのイタコが居たそうですが、今は数人だそうです。
写真は上から、1 山門、2 三途の川に渡る太鼓橋、3 銅像(何のためか忘れました)、4 荒涼たる荒れ地、5 東日本大震災の供養碑、6 「イタコ」が行われる囲い,、6
「イタコ」に並ぶ人々(webの写真集より)
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