所在の調査 

購入物件の不動産登記事項証明書（登記簿謄本）は、必ず購入前に取り寄せて確認する必要があります。
登記簿は土地と建物では別々に管理されていますので、建物付き土地を購入する場合は両方の登記事項証明書を取り寄せる必要があります。

1.土地の所在、地番等の確認

登記事項証明書では、土地建物の所在、地番、家屋番号、土地の地目、地積、建物の面積などを実物と異ならないか確認する必要がああります。

2.地番を読む時の注意点

地番は、土地の一筆ごとにつけられた番号です。
地番は不動産登記事項証明書（登記簿謄本）の地番と公図等の図面とを照合してみることが必要です。
まれに、地番が重複していたり欠落していることがあります。このような公図については、登記所にて確認する事が必要になってきます。
また、地番は隣接している土地と番号が連続しているとは限りません。

３．地目を読む時の注意点

地目は地番ごとに「主たる用途（例：宅地、畑、雑種地等）」で決められています。
不動産登記事項証明書（登記簿謄本）に記載の地目と現況が異なる場合があります。
このような場合は、法務局に地目変更登記を申請することとなります。登記は原則として申請によらなければ変更されないからです。