行政書士、宅地建物取扱主任者、ファイナンシャルプランナーが運営する:ミドルプラス

75プラス2年 (7)を経て

令和3年06月07日

重度ストレス障害

-------誰にでも訪れる老いと配偶者との別れに対し、前向きに生きるあなたのために--------------

こんなに弱い人間だったのか

10時に床に就いたのですが、11時を過ぎ、12時、1時になっても寝付かれず、遂に夜が明けてしまいました。
突然、襲ってきた不眠症。
妻が4月に他界して、なんと3ヶ月も経っての7月になって、不眠症になったのです。

8時間寝れないという事は本当に辛いものです。
眠れないまま8時間も布団の上にはおれず、夜半、少しでも気分転換して寝付けるようにと思い、車に乗って市内を一時間位回りました。そして床に就く。
でも寝付かれない。
毎日、明け方まで「うとうと」するだけで、時間の経過を忘れた睡眠を得ることができない日々が約1ヶ月続きました。

当然、昼間は身体がだるく、気力はありません。
この間、体調の不調がいろいろと現れてきました。

突然現れるとんでもない疲労感。
家にいても、急に身体がだるくなり、そのまま起きていられない疲れのような感覚が襲ってきます。
横になり、30分位経過すると段々和らいできます。
これが、1日に1〜2回の割合で襲ってきます。

また、急に気持が悪い感情が湧き上がってきて吐き気を模様します。この症状は日に何度も。
人と話をしている最中でも襲ってきます。多分、私と話をしていいる相手の方は気付いているのか知れませんが、会話だけは何もなかったごとく続けることができました。

こんな状態が続くので、当然病院で診察を受けました。
血液検査,CT,胃カメラ,心電図など医者が思いつく検査をしてくれました。
結果は、「どこも悪いところが見付かりません。後考えられるのは精神的原因だけです。」でした。

そこでメンタルクリニックを探していったのですが、最初に行ったクリニックで疲労感、吐き気の障害は直ったのですが、副作用が現れてきて、「呂律が回らない」、「細かい字が書けない、数字の一を書こうと思っても、真っすぐに字が書けない」「口先がこわばる」の症状が現れ「寝れない」状態は続いていました。
この当時の日記を後でみてみると、ただ、「気分が悪い」としか書いてありません。

取り敢えず、不眠症を直さないと、これらの障害は消えないと思い、8月中旬、不眠症を治療の対象としているクリニックに替わりました。

替わったクリニックで貰う薬は適格に効き、10時に就寝して6時まで寝ることができました。当然、年ですから途中トイレにいきますが、一度いくだけです。
不眠症は治ったのですが、突然の疲労感、吐き気の症状はその後約1ヶ月続きました。

不眠症がなくなって、約2ヶ月近く経った頃から体調の不調は和らいできて、「ヒョットしたら薬を飲まなくても寝れるのでは」と思う事ができるまで回復し、
実際、薬なしで就寝したところ、寝ることができました。この時の喜びは未だに忘れることができません。

妻を亡くし、その後 約半年の間に私の体重は大きく減量していました。
去年8月の値が68sでしたが、今年の8月は63sになっており、体重の減量を意識し始めた10月には60kgを割る寸前まで来ていました。8kgも減ったのです。
また、大幅な減量は病気のサインと思い、診察を受けましたが、先に調べた検査以外に調べる検査はないといわれ、そのまま返されました。

その後、意識的に多く食べるようにしていました。
そのせいか、59.6kgを最低として体重が増え始めました。多分、「良く寝、良く食べる」が効いてきたのでしょう。
2ヶ月後の12月には63kgと戻ってきました。

次に続く 



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