行政書士、宅地建物取扱主任者、ファイナンシャルプランナーが運営する:ミドルプラス

75プラス1年 (1)を経て

令和2年1月30日

75歳から勝負だ!!

ご無沙汰しておりますが、お変わりありませんか。
中国 武漢発の「新型コロナウイルス」が心配ですね。。

ところで
私はテレビで「75歳の高齢者が暴走して死亡」という報道を見ると、「75歳の老人ならしょうがないや」、とか「75歳なら亡くなっても悔いはないなぁ」と思うことがありますが、よく考えてみると、自分がもう既に75歳を超えている事に改めてビックリしますが、あなたはそんなことを思ったことはありませんか。。

私も、60歳の定年まで会社で働き、それから75歳までは、準備期間を含め15年間自営業としてmiddleplusを開業してきました。
もともと、死ぬまで営業する気はなく、75歳前後で止めるつもりでしたが、考えてみるとそれでよかったとかと思うことがあります。

仮に100歳まで生きるとなるとまだ25年もあります。

聖路加国際病院のかっての院長の日野原重明さんは、105歳で亡くなられましたが、100歳過ぎまではお元気で働いておられました。

この高齢の「生き方」に関して参考になる文章を見つけました。
それは、
高齢化と少子化が将来の日本の危機を招く一因」と懸念されていることに対して、
それを阻止する一つの手段が「定年退職の廃止」だと主張する記事です。
(文芸春秋2020年2月号:ジャレンド・ダイアモンド(カリフォルニア大ロスアンゼルス校教授)著:「人口減少社会を恐れるな」より)
その内容は
…………
「人口減少等により日本の危機が懸念されているがその問題の一つは、高齢化ではなく、定年退職というシステムです。
高齢者は強制的に労働市場から退場させられてしまう。日本の定年は65歳前後ですね。
アメリカでも30年前までは定年制度がありましたが、今ではパイロットなど一部の職業を除いて違法になりました。
私は、82歳です。
60歳になる直前に「銃・病原菌・鉄」を刊行しました。振り返ってみると最も生産的だったのは70歳代でした。
もし、70歳で強制的に退職させられていたら、世界の読者に貢献できる機会を奪われていたでしょう。
私にはかって、エルンスト・マイヤーという進化生物学者の親友がいました。
彼は70歳のときにハーバード大学から定年退職させられましたが、101歳になる直前に他界するまでに26冊の本を出しています。
その半分は、80歳の誕生日を過ぎてから書いたものです。」
………………

この記事といい、日野原さんのように75歳を過ぎても、社会に貢献したり、何らかの仕事をして結果を出すことができるのです。

私は人生はオセロゲームと思うことがあります。
オセロゲームは、白と黒の二種類の石があって黒の間に挟まれた白の石は相手の黒になってしまい、陣地を失うゲームです。

かって、通産省 工業技術院院長だった人が自分の身体の衰えにより車の運転技術が低下していても、
それに気づかず、暴走運転をして若い二人の親子を死なせたことがありました。
生まれてから順風満帆で人生を過ごしてきても最後の人生でつまずくと、それまで白だった石が全て黒になるように人生全体が黒になってしまいます。
彼などは、オセロゲームの最後での大きなミスにより全てを黒にした例そのものです。

ということは、逆にここで成果を出せば、例え75歳までに少し黒があったとしても、全部が白になるチャンスが到来します。
オセロゲームで大勝したこととなります。

75歳からオセロゲームにチャレンジしよう。!!
75歳から勝負だ!!

ご感想をお聞かせください
該当するボタンを押して、「送信」を押してください
評価
非常に良かった 良かった 普通 つまらない 非常につまらない

よければご意見をお聞かせください


戻る

不動産個人取引支援のミドルプラス

ページトップへ