平成23年3月4日
会社もリコールで大変ですね。
給湯暖房機が対象で20万台以上とか。
実は私も対象の機器を使用しています。
過日、床暖中にお風呂を沸かしました。
沸き上がった知らせがあったのでいつもの通り妻が入浴しようと思ったら、浴槽がとんでもなく熱くなっており、
妻はビックリしたが、水を入れて冷ましました。
それを聞いて「あっ、そうか暖房中の熱が風呂までも加熱するんだ」
「なんとなく、理解はできるがチョットお粗末な設計だなぁ」位に考えていました。
その後、風呂を沸かす時は、床暖を止めることにして今日まで使っていました。
そうでしたか。設計上は当然配慮していたのですね。
リコールであることをマスコミで知って、その翌日に窓口に電話をしました。
このとき、OBであることは告げずに、電話をしたのですが少なくとも私の場合、
電話がつながる時間もスムーズであり、また、電話の対応も立派でした。
また、サービスの人も翌日に来てくれました。
これによって一般の方々は「リンナイは良い会社だ」のイメージを持つと思います。
でも「今は部品を製作中で取り付けは4月に入ってからです」といわれた時には
「えっ!それでは床暖を使用する時期が過ぎてしまうよ」と心で思いましたが、口には出しませんでした。
確かにリコールは無いに超したことはありませんが、起きてしまった時はうまく対応することが
良い宣伝になりテレビ以上の宣伝効果があると思います。
当分、大変でしょうが頑張ってください。
我が家ではLPガスを使用していますが、1月に値上げを告げてきました。
通常、LPガスの相場は基本料金が1500〜1800円で、従量単価が300〜380円といわれています。
ところが、我が家の場合は基本料金がゼロで、単価が400円になっています。
これに2月から30円の値上げをするというのです。
思い出すとここ4年、毎年値上げしています。おまけに去年末にテレビで「円高により都市ガスと電気は値下げする」と放送していました。
これはおかしいぞと思い、輸入価格(CIF)、卸価格、小売価格相場の推移を調べました。
その結果、案の定、業者が輸入価格の値上げに便乗している姿が分かってきました。
平成18年のkg当たりの価格を基本とし、その後の差額(19年、20年、21年、22年)を調べると、
CIF:7.2円→23.0→△17.1→△1.8
小売り:12.1→19.6→12.5→0.9 となりました。
これに対して我が家には、15.0→32.5→22.5→32.5 となりました。
即ち、値上げはCIFなどに沿って値上げるが、値下げは僅かしかない。
その結果、CIFは円高のお陰で18年時点より安くなっているのに、我が家は32.5円の値上げになっているのです。
この上、30円も上げるとはとんでもない話。
業者に話をして値上げは止めになりました。それでもまだ32.5円高いということになりますが、
先に記載した基本料金、従量単価に当てはめると、その範囲に入ったので了解することとしました。
LP業界は昔から価格については不透明な部分が多く、いつも問題になります。
建前上は自由価格になっていますが、実際は競争原理が働かず不正な価格設定が可能になっているようです。
そのため、他の業界にはない団体として「LPガス料金適正化協議会」というのがあります。
相談するとアドバイスをしてくれます。もしLPガスを使用しておられる方は一度調べてみたらどうですか。
先回、記した花粉症の薬「ザイザル錠5mg」は、この3月に入りましたが十分な効果があります。
良ければお試しあれ。
それでは、リコール対応も含め業務に精進してください。