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退職後6年を経て

平成22年1月8日

新年明けましておめでとうございます。

今年もこのメールをよろしくお願いします。

 

今年の年賀式は残念ながら参加することができませんでしたが、

皆さんお元気で参列されたことと思います。

 

 

毎年、新年に思うのですが、もう退職して6年も経ちました。

6年とは相当の期間です。

でもこのように毎月メールをしているせいか、なんだか皆さんと同じ環境におり、

会社を辞めたという気持ちがあまりありません。

まだ、会社に来いといわれたら「はい、行きます」といった心境です。

 

 

退社後、自由な時間が増えたせいで、現役時代より明らかに多くなったのが、読書とDVDを見る時間です。

 

前に定期メールで記載したかもしれませんが、今一番気に入っているのがアメリカのテレビ番組である「24(twenty-four)」です。

現在、第7話までがDVDでレンタルされており、1話につき、DVDが12枚、1枚のDVDが2時間弱。

全部見るのに168時間もかかります。

男性にとって「24」が面白いことは請け合いですが、時間をかなり要するため余り皆さんにお勧めできません。

 

一方、読書の時間も増えました。これは時間があることもありますが、

現役中と違って読む気力があることが関係していると思います(仕事で疲れていては読む気もしない)。

 

主に、経済、世界の動向などの時事関係、健康、株等の書籍が多いのですが、今読んでいるのが、インド人から見た日本に関する本です。

この手の「外国人が見た日本」に関する本は好んで読む方です。

 

時々外国へ旅行に行きますが、これはあくまで日本人の私から見た外国に関する見聞であって、その逆については自分では得ることができません。

物事を日本の常識で見ているのが常ですが、ときには外国人から見た日本を聞くと「えぇ、そういう風に見えるんだぁ」と思うことがあります。

例えば、「喪失の国 日本 インドエリートビジネスマンの日本体験記(文春文庫:657円)」からピックアップすると、

1.         日本ではタクシーに乗った場合運転手と会話をし、料理屋に入ったときはその板長と話すことがありますが、身分制度が厳しいインドではあり得ない。

2.         日本では、天丼などの丸いどんぶりものは手に持ち上げて食べ、箱形のような器に入った食べ物、例えばウナギの長焼きなどは手にとって食べないというルールはインド人には奇異。

3.         靴を脱いだ時それを手で揃える日本の習慣は、インドでは靴に手を触れること自体が不浄なものにふれることであり、足先で揃えるそうだ。

4.         日本で、人前で歌うカラオケは誰でもすることですが、インドで人の前で歌うのは乞食に属するカーストのやることで、普通の身分の人はしない。

 

これ以外に、我々が外国に行ってカルチャーショックを受けると同じように、インド人は日本の習慣にかなりショックを受けるようです。

本当に書籍というのは、知らない人の考え方を容易に知ることができ、物事を多方面から考えるのに有益な方法だと思います。

 

 

 

先回のメールで「定年後働くといくら資金が残るか」をご案内しましたが、その中で今回のメールで「定年後、勤務した場合の年金額の減額」について、紹介することにしていました。

次のようにまとめましたのでお時間があればご覧ください。

参考になれば幸甚です。

 働いている場合の年金 または、http://www.middleplus.net/SubSite/FPzaisyoku-nennkin.html

 

当分、寒い日々が続くと思いますが、健康に気を付け、今年も有益な一年になりますように…。

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