平成21年2月27日
少し、時間が経過しましたが、滋賀県の長浜に行ってきました。
長浜はまだ去年秋に行ったばかりですが、妻がインターフェロンの治療で副作用に悩む日を送っているため、
調子がよい土、日はできるだけ気分転換に外に出かけることにしています。
そのため、まだ日も経っていませんが、長浜で「盆梅展」を開催しているために行ってきました。
2月7日当時は普通の梅はまだ少し時期が早い頃ですが、
展示してある梅はそれは手入れが行き届き出品者の情熱が伝わってくるような感じを受けました。
あまりにきれいであり、写真を撮ってきました。
また、会場に盆梅の即売会があり、普段、植物は買わないのですが、その姿を見てつい買ってきました。
買ってきた盆梅は私の机の横に鎮座していますが、これは又つぼみ状態から日々その姿を変えていく様を
見ることができ、且つ毎日梅の香りを室内に漂せてくれ、別の楽しみを与えてくれます。
長浜の話をしたついでに美味しいお話を。
ご存じかも知れませんが、昔からある鯖街道の影響をうけ、発達した食べ物の一つに
「焼鯖そうめん」があります。
去年行ったときも食べましたが、これが絶品。
ガラス館の直ぐ近くにあり、値段は800円程度。
一度ご賞味あれ。
盆梅については私のHPに掲載しましたのでよければ忙しいときの息抜きにご覧ください。
また、鯖そうめんについては、私の推薦する店をご紹介します。
盆梅展の写真 http://www.middleplus.net/60plus/60plus-sub3.html
我が家の盆梅 http://www.middleplus.net/private/MyBonbai.html
鯖そうめん http://yokarou.com/saba.html
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
サムプライムローン これはアメリカの低所得者の住宅ローンだから、規模は小さく世界に与える影響は微少…。
デカップリング たとえアメリカの景気後退があっても他方に力強い新興国があるから、世界景気はさほど停滞しないだろう…。
日本への影響は微少 日本は健全だから、アメリカの経済成長がマイナスになっても日本の影響は少ないだろう…。
これらの言葉は全て各時点で謳われた経済予測の言葉。
今振り返ってみると、いかに予想が当たっていないか実感するところです。
ということは、過去の経験が余り役に立たないのか、もしくは経験したことのない世界に突入しているかではないでしょうか。
今回の経済停滞は今までアメリカがこの世の中で唯一正しいものと信じて世界に強制してきた「資本主義」が根本から見直しを迫られている状況であり、相当深刻な状況です。
自由こそ正義であり、自由であれば最適な経済発展があり得ると思われてきました。
しかし、その自由には歯止めがないため、人間の限りない欲望が増大し膨大な格差を生む。
リーマンブラザーズの平均給与が7000万円、一方で一所懸命働いても食えない。
これがアメリカが世界に広げた資本主義の結果です。
このような不均衡を生むシステムを是正する別の経済思想が今後主流になる必要があります。
ところで今の流れを受け、今後予想される経済状態で最悪のストーリーは「ドルの信認喪失」です。
ドルは基軸通貨となり世界の経済活動の根幹をなしています。
今アメリカでは救済のため政府が産業界に資金の補給をしますが、それはドルの増発に他なりません。
ドルが莫大に増発されると基軸通貨との信用がなくなります。
言ってみれば単なる印刷物になるわけです。
すると今の貨幣制度そのものが問われ、どうなるか私は想像すらできません。
大変な状況と思いますが、またこんな凄いときに遭遇できたのはある意味でラッキーだったかも知れません。
もうすぐ春です。早く暖かくなってほしい今日この頃です。