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退職後4年9ヶ月を経て

平成20年4月6日

瞬間湯沸器がアメリカで省エネに関する賞をいただいたとか。

おめでとうございます。

 

先回のメールにも少し記載しましたが、約25年位前にアメリカに行き、瞬間湯沸器の販売市場開拓の仕事の一端をさせていただきました。

当時は5号の小型湯沸器を、各種展示会で出品をし、PRしていました。

でもアメリカ人から見れば初めての商品であり、関心を示してくれたのですが、貯湯式で困ったという認識がないため

購入意欲にはつながらなかったようです。

 

でも最近のエネルギーの高騰により、省エネ性の優秀さが認められ賞をいただいたとはやはり時代の変遷を感じます。

これで一層、湯沸器の販売に弾みがつき、業績に貢献すること大ですね。良かった!良かった。

 

アメリカ人の当時のエネルギーに対する感覚に関するエピソードを記すと

 

40年程前(まだ、R入社前)シカゴで7ヶ月程滞在したことがありますが、シカゴの冬は寒くマイナス20度位になります。

それで、仕事を終わり帰宅をするときに我々日本人なら当然、工場の暖房は切って帰りますが、彼らはつけたまま帰宅します。

なぜだと聞いたら「朝、出勤したとき寒いから」とのことでした。

 

また、25年程前(R入社後)今度はロスに滞在しました。このときは会社が一戸建てを借りていて、そこで寝泊まりしていましたが、

家は当然全室完全暖房。

 

ところが、暖房の熱源を切るスイッチは家のどこにもないのです。

探した結果、スイッチは、熱源機が置いてある屋外の小屋の中。その小屋にはだれも出入りした形跡がありません。

即ち、電源は入れたままにしておくことが前提の仕様になっているのです。

 

これがアメリカ人のエネルギーに関する感覚ですから、我々日本人とは大きな違いです。

 

 

 

先日、50年近く親交であった友人の祭壇で、49日の線香をあげてきました。

当然、会話の対象は彼の奥さんです。昔我々の独身時代で彼女と私の妻を交えて4人で一緒に遊びに行ったことがありますが、

それ以来の対話でした。

 

そこで彼女から最近困っていると聞かされたのは、一連の家庭の設備、例えばインターフォン、電話、PC、蛍光灯。

これらが故障したり、調子が悪くなりますが、今までは全て彼がメンテをしていたのが彼女がすることになったのです。

全く触ったことがないため、まず取説を探し、それを読み対処するのですが、相当難儀している様子。

 

彼女は高校の国語の先生をしており、才女のはずですが、彼女にとっても各電気製品のメンテは困難と言うことになります。

彼女と私の妻の様子からみて、これは一概に今まで経験がなかったということだけで、済まされないと思いました。

 

よく考えてみれば我々の回りにある各家電品は全て我々男性が、企画し、設計し、製品化してきたのです。

それは全て男性の感覚をもとに生み出されたのです。勿論女性が部分的に開発途中に携わることはありますが、

それはできあがったものに対する部分的修正にしかありません。

 

ところで孫に男の子と女の子がいるのですが、孫を見て改めて感じたのですが、行動のあらゆる面で性の違いを感じました。

発想から違い、当然関心事も違います。

 

即ち女性から見れば男性が考えた家電品を使わされているのです。

自分たちと発想の異なった異性が作ったものを操作するのです。

 

ここに女性が家電品のメンテで困るそもそもの原因があるのではないか?と思いました。

 

男性が口を出さずに女性だけの発想で家電品を創作したら変わったものができるかも知れません。

 

 

過ごしよい日々が続きます。

お元気でお過ごしください。

 

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