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退職後4年10ヶ月を経て

平成20年11月1日

腰痛の原因の一つに「ストレス」が関与していることをご存じですか?

 

在職中、私は常に腰痛に悩まされ、ほぼ年中、苦しんでいました。

それが退職5年近くなりましたが、悩む割合が激減し、この5年間で腰痛による苦痛を受けた日は多分合計1ヶ月に満たないと思います。

良くなった理由として自分では、退職後の「運動」する機会が増えたからと思っていました。

 

 

ところが10月初めのNHKテレビで「病気の原因:腰痛」を見て認識を改めました。

皆さんの中には視聴された方も居られるかもしれませんが、見落とした方のために要点を記載します。

 

「歩く」ことが脊椎板の中のコラーゲンが増加し、腰痛防止に効果大であることは従来認識と同じです。

ところが腰痛の発生原因として「ストレス」が関与していることを初めて知りました。

腰痛の研究というのは意外にもここ10年位だそうで、従前は二足走行が原因と思われ特に研究対象になっていなかったそうです。

また、発生する腰痛の原因の85%は非特異的腰痛とされ原因不明だそうです。

心的ストレスがあることによりなんと30倍も腰痛発生が増えるそうです。

 

この情報を聞いて私が退職後、劇的に腰痛の悩みから開放されたことに納得がいきました。

皆さんの中には、今腰痛で悩んでおられる方も退職後は良くなること間違いないと期待してください。

 

ところで「歩くこと」自体は椎間板に良い影響を与えると同時に心的ストレス減少にもなるとのことですから、

歩くことが従来通り有効手段であることに変わりはありません。

 

 

10月下旬に「65歳からの働き方を考える」というフォーラムに参加してきました。

日経が主催で約300人ほどの人が参集していましたが、中にはまだ現役と思われる人が約1割程度いました。

参加者の全員が日経購読者であるから、多分現役時代はサラリーマンであり、生活は特に働かなくてもやっていけるであろうと思われる人たちでした。

 

フォーラムの内容は写真家の浅井慎平さんの人生観の話、現に60歳を超えた5人と2人(「FP」と「夫婦・家族問題コンサルタント」)の進行役による意見交換、「企業人から地域人になるには」「退職金に対するマネープラン」に関するディスカッションがありました。

 

現に65歳になった私にとって特に目新しいもの、参考になる情報というものはありませんでしたが、次の3点が記憶に残りました。

 

一つ目は、多くの人が定年後の過ごし方に悩みを持っておられること。

二つ目は、NPOについてですが、現在NPOは3万4千団体あり、定年後のあり方にNPOがそれなりに関与していることでした。

これは一人で何かをするということが困難であるためのようです。

 

ところが、このNPOですが、聞いていて参加するには少し抵抗がありました。

というのは、NPO参加者の困ったこととしての経験談ですが、つぎのようなものでした。

 

会合がかなり頻繁に行われるようですが、やたら時間が長いそうです。大体夜7時位から始まり9時、10時までかかるのですが、大概は何も決まらない、そして又明くる日も会合と続くそうです。理由は全員の意見を集約することにあるそうですが、どうも効率は問題外のよう。

そして、企業人の慣習から結論を急ごうと思って発言すると煙たがられるか又はその提案に対し役をやらされる羽目になるとのことだそうです。

 

三つ目は、やはり定年後の過ごし方を考えるのに定年になってからでは遅すぎるとの各位の意見でした。

そのための一助として、会社在職中に定年間近の人を対象に「地域で活動する」ということを会社の仕事のテーマとして対応してもらえれば助走期間ができてこんなに苦労しなくても済むのにという意見がありました。

 

皆さんの中の定年が近い方にとってはこの話は参考になるのではと思います。

 

ガス展真っ最中、頑張ってください。

 

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