平成19年2月2日
(このメールは17名の方にBCCで配信しています。)
「慢性リンパ性白血病の疑い」と聞いた途端、頭の中は真っ白に。
平成18年12月12日、一宮市民病院で病名を告げられました。
その夜は、床についても寝付けられなく、気を紛らわすため車に乗り当てもなく深夜の街を走りました。
「あぁ、俺の人生も遂に終わりか!」
今まで前に向かってひたすら走っている自分の目の前の道路が突然陥没し、一路死の淵に真っ逆さまへの思い。
病名を聞いてまず考えたのは、
自分の年齢…せめて平均年齢までは生きたかった。残念、残念…。
次に考えたのは…家族のこと。子供は全て独立しており、心配なし。妻が一人になるだけで。いずれこの時はくると自分で自分を説得。
そして折角10月に開業したばかりというのに…残念。これも運命か。
正月を挟んで年末と年始のそれぞれ数日間、検査入院をしました。
そして1月11日、「リンパ球増加症」と言われ、「ガンの存在を示す検査結果はない」と告げられました。
聞いた途端、胸のつかえは一気に取れ、全身笑み、良かった!死なずに済んだ、バンザ〜イ。
この1ヶ月間(12月12日〜1月11日)、何をするにしても「これが最後」という思いが頭をかすめました。
会社の年賀式もこれが最後か…。孫と一緒に正月を過ごすのもこれが最後か… と。
万一、このことがなかったなら、今年の正月は最高のはずでした。
開業はしたし、株は儲かった。そして次男は婚約をした。万々歳でした。
でも何かにつけ、「白血病」のことが頭をよぎり気はふさぎ、胃が痛くなりました。
白血病と言われていろいろ調べました。
以下、その一部を紹介します。
白血病には骨髄性白血病とリンパ性白血病があり、殆どは骨髄性白血病。
あの渡辺謙さんは骨髄性です。そしてその治癒率は25%。
彼はその25%に入ったのであり、本田美奈子さんは入れなかった。
私が罹ったと思われたリンパ性は極めてまれな病気で、罹患率は10万人に2,3人。
リンパ球にはT細胞とB細胞があり、リンパ性白血病の95%はB細胞が無制限に増殖するもの。
自分の場合は5%の確率しかないT細胞でした。従ってリンパ性白血病の可能性は否定されました。
でも病院は親切なもので白血病が否定されても、ガン細胞が発見されないところまで追究してくれました。
感謝、感謝。
私の場合の検査結果は、血液相(血液の成分割合)のうち、リンパ球の数が正常値の2倍あること。
これ以外の赤血球、白血球、血小板等は正常値。
更にリンパ球の中の細胞には、ガンを疑うものが見あたらなかったということです。
この状況は、1月下旬に再検査した結果でも変化なしでした。
でも、なぜ2倍あるのか、今後どうなるのかは今のところ不明確です。
なお、外に現れる症状は全くなく、プール、金華山登り、ヨガのいずれも支障なくできます。
元気なうちは何でもない毎日が、一度「死」を意識すると実に一日一日が無事であることが本当にうれしい。感謝しなくては…と思います。
死から免れたこれからの人生を大切にしたいと思います。
あ〜ぁ、良かった。
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話は変わりますが、痔で悩んでおられる方に参考までに以下を記します。
私は冬になると痔が悪化し、座薬は常用していましたがほぼ毎日出血に悩んでいました。
ところが使い捨てカイロを腰に貼ってから出血する日が減りました。もしよければ試してみて下さい。
それでは又