平成19年11月30日
(このメールは17名の方にBCCで配信しています。)
痔の手術は術後が大変ですね。
手術そのものは1時間足らずであり、特に他の手術と比べ楽な方と思いますが、
その後の日常生活が地獄。
特に2週間程度の毎日のトイレは「陰惨ないじめ」に遭っているようなもの。
でも外科による病気は日にち薬で日々回復し、今はいじめから解放されました。ヤレヤレ!!
今回、「分娩時に夫がそばに居て妊婦を励ます」ということの意義を実感しました。
というのは、手術中、顔の近くにいて私に元気づけている看護師さんに、「手を握っていいですか?」と言って
彼女の手を握らせて貰いました。すると彼女の手から伝わる暖かみを感じるとスーッと不安感が薄らいでいくのを感じました。
手術中、彼女の手を握っていました。数人の医師、看護師さんがそれぞれの任務を果たしているのですが、
患者側からするとみんな自分の肉体を刻む側で精神的には寂しいものがあります。こういう雰囲気の中で人の手からの温かみというのは
精神的に本当に有り難いものです。
ちなみに彼女は女優の片平なぎさによく似ていました。(儲かっちゃった)
えびす講は参加させて頂く予定で申し込みがしてあったのですが、次男が来月結婚しますので、
なんやかんやと用事が発生し、取り消しとさせて頂きましたが、一部の方に饅頭の扱いでご迷惑をおかけしたことを
お詫び申し上げます。
ところで、キューピーマヨネーズが小売価格を上げて以来いろいろな商品が値上げをしています。
しかし、消費者物価指数は依然としてデフレ気味。
これは指数を構成している中にPC等工業製品の大幅な値下げが寄与しています。
しかし、企業物価指数は2004年から継続して上昇しています。
ということは、原材料及び燃料等はもう3年間も継続して値上がりしており、
これに対し企業がコストダウンで何とか消費者物価指数を押さえられている姿が浮かび上がります。
しかし、このコストダウンもいずれ限界が来ることが予想されます。
即ち、時期ははっきり言えませんが、近くインフレが来ることを意味します。
インフレが来て皆さんのように給与を得て生活している人はインフレにある程度比例して昇給しますから
まず、生活に困ることはないと思います。
困るのはインフレでも収入が増えない人、例えば我々のように年金で生活している人、またフリーターのように
僅かしか昇給しない人達です。
預貯金は利子がすぐには上がりませんから、その間実質的に目減りします。
逆に近々住宅ローンを固定金利で借りる予定の方は、チャンス。
ところでインフレを懸念する理由は上記の原材料の値上げだけでなく、円安もその原因になります。
日本はこれから少子高齢化が一層進みます。残念ながら国民生産性は低下します。
そうすれば、円の値打ちは低下し、円安になります。
すると上記の原材料の値上げに加えて円安による輸入価格のアップがあります。
こうなった場合の一般市民の生活防衛策は、外貨建て預金が効果的です。
円安とは関係なくて預金の実質的価値は変動しません。
国内の普通預金に預けても殆ど意味をなしません。
デフレは、経済活動の活性化に問題がありましたが、一般市民にとって貨幣価値を高め実質的に
豊かな生活をもたらすことがありましたが、インフレはこの逆で一般市民にとって減収になります。
暫く我々は、インフレから遠ざかっていたため、これの対応に少し注意が必要かも知れません。
年末に向かい、これから寒さも一段と厳しくなると思います。健康に留意し業務に励んでください。