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退職後2年8ヶ月を経て

平成18年9月7日

(このメールは15名の方にBCCで配信しています。)

 

朝晩は少し過ごし易くなりましたね。

 

ところで、P社はその後の対応の悪さで大変みたいですね。

事故原因は現地の不適切な修理であり、製品には責任がないと主張する事が、

会社にとって利有りと考え、実際は一層傷口を広げていることが分からないのでしょうか?

周りをイエスマンで固めた集団は本当に怖いですね。

新たに設置された第三者委員会が、どんな改善案を提出するか見ものです。

 

Pの事情に詳しい人から次のような興味のある話を聞きました。

「最近(事故が公になる前)、P社のCMを見ているとイヤに安心安全と言うから、

何かあるなと思っていたら、こんな事があったのか!」と…。

 

退職後運動のため水泳をしていることをしばしば記しましたが、最近、プールよりも傾注していることがあります。

それは 「金華山(岐阜市)登り」 です。

3月頃、妻とたまたま行きましたが、その後病み付きになり、週1〜2回一人で登っています。

自宅を出かけるのは午後3時半くらいで4時頃から登り始めます。

始めた頃は登りに約1時間弱掛かっていましたが、最近は35分位で登れるようになりました。

午後4時といっても8月下旬まで気温は35度。

登り始めて10分も経つと汗が吹き出し、頂上に着いたときは衣服は全くのベタベタ。

途中、アクエリアスを飲みますが、結局降りてくるまでに800cc程度を飲みます。

 

従って、ふもとの公園においてある車で自宅に帰る30分間に座席も汗でベタベタ。

そのため、バスタオル2枚をシートに敷いて運転してきます。

 

始めてから20回以上の回数を重ねると、頂上で会う人々といつの間にか顔なじみになりました。

どこのどなたかお互いに知りませんが、世間話をしてくることも又楽しみになります。

 

この帰りの車の中、ラジオで「定年後の過ごし方」に関する話題があり、面白かったので以下に記します。

 

ある一人の男性が、突然自分は気候が温暖で、周りには花が咲き誇り、田畑には自然と食物ができ、

水は甘露のごとくであり、お互いに争うこともなく、全く平和な世界に身を置いていることに気が付きました。

あまりの素晴らしい世界に自分が居ることに感激していましたが、そのうち、自分に特にすることがないことに気が付きました。

そこで通りがかりの人に「あなたはこの極楽の地で何をなさっているのですか?」と聞きました。

するとその人は答えました。「あなたはこの地を極楽と言われましたね。ここは地獄なのですよ」と…。

 

私も退職後2年8ヶ月が経過し、この間私と同じ定年後の方と会話する機会がありますが、

かなりの人が特にすることがなく日々を過ごしているようです。

多分、ご自分でも何かしたいと思っているのでしょうが、どうもその気にならないようです。

また、気があっても実際に行動することに繋がらないようです。

そしてこの状態も1年以上続くと殆どあきらめの心境のようです。

 

この状態に至った人は先に記した地獄に身を置いているのでしょうか?

 

これから仕事の方は繁忙期に入るのに加え、P社問題で一層忙しい時期になりますが、

身体を大切に仕事に励んでください。

それでは又…。

 

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