行政書士、宅地建物取扱主任者、ファイナンシャルプランナーが運営する:ミドルプラス

退職後2年10ヶ月を経て

平成18年11月2日

(このメールは16名の方にBCCで配信しています。)

 

いよいよ開業(イヤ、ようやく開業…かなぁ)

退職後、2年10ヶ月経ち、10月をもって開業をすることとなりました。

といっても取り敢えず、宅地建物取引業を主たる仕事とし、FPは副業で。

行政書士の開業は今のところ来年を予定。

 

というのも、試験に受かっただけで責任ある仕事をするのに同時開業はムリ。

その上、行政書士は先輩方にお聞きしたら一番多い相談が「離婚」とのこと。

私は離婚問題には全く関心なく、又それ以外の相談でも結局は「もめ事」が対象。

かなりの覚悟がないと日々の生活に大きな影響が発生すること必至。

 

今のところ宅建業が主ですが、基本的には

1.定年後の生活に目標を得るため。

2.社会との関わりをもち、少しはお役に立ちたいこと。 との発想により開業。

 

経営姿勢は

1.他利主義でいく(人の利益になることを優先すること;これは京セラの社訓を手本にしました)。

2.常に向学心をもって技術の向上に努める。

3.固定費は最小にする。

 

利益目標は

1.最低目標(必達目標)は閉業(20年先を予定)するまでに投資資金を回収すること。

2.標準目標は年200万円程度

 

従って具体的活動は

1.不動産購入希望者があれば、それのお手伝いをする。

2.特別な営業活動はしない。

3.従って土地の開発をして分譲するという仕事は予定なし。

 

これで定年のない仕事に就職できましたが、

この考えを見てかなりの方が「燃えるような熱意がないなぁ」と思われるのではないかと思います。

 

言い訳になりますが、仮に今私が40代、いや50代ならば、

多分一仕事をやろう。そしてできれば会社形態までもっていき、億単位の利益目標を掲げると思います。

 

やはり63歳になるとそこまでのエネルギーがないようです。

 

現在は、今協会から新人向けのテキストをもらっており、それを勉強しています。

終わった段階で試験の回答を協会に送付し、合格点なら一応の開業レベルとの判断。

 

これとほぼ並行して実務として私の息子の自宅の購入を手伝うこととしています。

この際、当然未経験で分からないことが発生した時に備えて、知人の先輩にご指導を受ける態勢になっています。

 

 

実質的には19年始めからご依頼を受けたいと思いますが、実際ご希望の物件が見つかるまでに時間がかかります。

従って、来年不動産を購入予定の方は予めご希望だけでもお知らせ下さい。

業界の情報網を駆使できるように整備している最中ですが、気を付けていますから。

 

話は変わりますが、先日財団法人MでTさんが退職されました。

その送別会に参加しましたが、彼は私と同じ63歳。これ以上Mに責任者として勤めるのは疲れたとの意向から退職となりました。

彼のようなエリートコースを歩んできて今までも(窓際でなく)重鎮として活動しておられる人でさえ、退職の道を選ぶのだから

私が上記のような熱意しかないのも、やはり「トシ」の精かと思い、勝手に納得しました。

 

この送別会に絡んで、もう一つ雑感を

この送別会の初めの挨拶にある名大の重職Hさんが話しをされました。

話の内容は、特にコメントする必要はないのですが、その話をしている時の彼の態度が問題。

全員が座って聞いている時に立って挨拶するのはいいが、

なんと話の最中、右手でメモ紙を見ながら、左手をズーッとズボンのポケットに突っ込んだまま。

 

(園遊会に参加の)N会長のような立場の方でも、民間企業の社長は絶対にしない態度。

やはり名大という名誉職の職場に卒業後ズーッと籍を置くと「世間の常識」とかけ離れたこのような態度になるのかと

つくづく考えさせられました。

 

「実るほど頭をたれる稲穂かな」

 

話は戻りますが、開業した事業の商号を「ミドルプラス」としました。

「野田不動産」では、不動産だけしかできない。

また、最近のベンチャー企業名は「ソフトバンク」、「ライブドア」のように二つの英語を並べています。

そこで「定年後をプラス思考で…」との意味合いを込めて命名しました。

 

どうかこれから「ミドルプラス」をよろしくお願い申し上げます。

では又。

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