平成17年4月29日
稲沢での仮住まいもほぼ、1ヶ月弱になります。
家族は以前と変わりありませんが、寝起きする環境は異なります。
テレビで先日、「バカの壁」の養老猛さんの話を聞いていました。
「江戸時代にあった制度で頭の刺激になった制度は何か?」
答えは「参勤交代」。
自分の最近の生活を振り返ると「参勤交代」までおおごとではありませんが、毎日の生活が従来通りでないところがあり、
多少参勤交代に通ずるところがあります。
我々の日常の生活は、いかに慣れた環境の中で暮らしているかを改めて感じました。
引越の目的は自宅のリフォームでしたが、思わぬ余録と思っています。
先日、自宅の改修で瓦を屋根から落とす作業を見ていました。
作業員が瓦を剥がし、屋根から運搬用のトラックの荷台に投げる。
30余年前、この瓦が敷設される状況を見て感激した事を思い出しました。
その瓦が今では廃材となって捨てられていく。瓦の大半はまだ使えるのに…。
この光景を見ていて一概に家が新しくなる喜びだけでなく、複雑な心境に襲われました。
ちなみに瓦の取替は屋根の重量を軽減するためです。(尼崎の電車脱線事故の一因に車輌重心が上にあることとか)
このメールを送信するのが4月29日。ヒョッとして連休入りで皆さんに見て頂くのは連休明けかも。
もしそうでなければ「元気で連休をエンジョイしてきてください」。