行政書士、宅地建物取扱主任者、ファイナンシャルプランナーが運営する:ミドルプラス

退職後12年 5ヶ月を経て

平成28年5月28日

11.4km歩けば、脳の老化を防げる。

 

こんなうれしい情報がありました。健康に関する話であり、下記にその要点を記します。

 

米ピッツバーグ大学で、認知症のない299人の被験者が普段からどの程度の距離を歩いているかを調べました。

その後、MRIでスキャンして脳のサイズを調べたり、脳の機能の低下や認知症の有無をテストしたりと、長期間にわたって調査を行いました。

その結果、1週間で9km14km歩いている人は、歩いていない人と比べて、大脳の表面を覆うシワシワの部分(灰白質)の量が多いと分かったのです。

灰白質は脳の働きにとって極めて重要な役割を果たします。

しかし、老化とともにどんどん縮んでしまう部分でもあります。普段から歩くことで、なんと脳の“老化”を遅らせられるそうです。

 

また、「ためしてガッテン 2016/5/11放送」で130分程度の運動で血栓ができるのを防ぐ事ができるとの話がありました。

血栓は、主にストレスが原因ででき、その血栓が、脳に詰まって脳梗塞、心臓に詰まって心筋梗塞になるのですが、

その血栓を溶かす物質はt-PAといい、もともと身体の中にあるとのことです。

そのt-PAを血管の中に分泌させれば、血が固まる事を防ぐことができます。

その分泌を促す方法が軽い運動(有酸素運動)だそうです。

 

三大疾病とは、ガン、心筋梗塞、脳卒中ですが、これに最近は長寿命になったお蔭で認知症がクローズアップされています。

ガンの場合は如何に健康に留意して生活しても運が悪いと罹ることになり、本人の努力だけでは避けられない面がありますが、

血栓が原因の心筋梗塞、脳卒中と、脳の老化による認知症は上記のように罹患するリスクを減らす方法があります。

 

この意味において、日頃の生活習慣が健康維持に如何に大切かということが分かります。

 

 

 

「退職後124か月を経て」で記した三菱自動車の不正燃費表示の件ですが、

まさか不正表示で被害を受けた相手の日産自動車が救世主になるとは想像すらしていませんでした。

更に驚くことは、日産自が三菱自に資本提供を決めるまでの時間です。

不正表記が公になってなんと僅か3週間(3ヶ月ではないですよ)で、日産自と三菱自との資本提携が決定したのです。

一般的常識で判断すると半年以上がかかるのが普通ではないでしょうか。

 

よく考えると、この迅速な提携によって大いに利益を得たのは、日産自です。

三菱自の不正問題発覚直前の株価は860円ありました。そして急落し412円まで下落しました。

その後、僅か値を戻しましたが、日産自は450円前後の株価で三菱自の権利を取得したのです。

 

なぜ、こんなに早く決断をしたのか?

三菱自の損失額は確定していなく、まだ別の不正が現れるかもしれない段階です。

それでも提携を急ぎ、できたのは?

 

その理由は、一つには社長がカルロス・ゴーンさんであり、日本人でないこと。

二つ目は日産自身が今回の三菱自の事態よりも、もっと経営状態が深刻な状況から復帰した実績があること。

かって日産自が経験した事態と比較すると今回の事態の方が深刻度が小さいことがあります。

三つ目は、株価が回復し値上がりすることが十分予測でき、一日でも早く決着をする必要があったことと思います。

いづれにしても、シャープのように中国人の手にかからなかったことに安堵する次第です。

 

シャープといえば、「退職後123ヶ月が経過しました」で記したように

鴻海の「雇用は保証し、現役員の退任は求めない」という約束は、案の定、反故にされました。

鴻海の傘下に入ってまだ3ヶ月も経過していないのに、

「国内従業員2000人、海外を含む全体で7000人の人員削減」の報道が流れています。

当然、2000人の中には役員は含まれます。

私が「退職後123ヶ月が経過しました」に「提携先を鴻海に決定したことは愚策」と記した懸念が

こんなに早く当たるとは思ってもいませんでした。

 

それにしても、ど素人の私でさえ容易に予想できる「解雇」という事態をシャープの経営陣は予想しなかったのか?

腑に落ちません。

シャープの経営陣は、従業員の雇用を一番大事にしていたのに。

 

戻る

不動産個人取引支援のミドルプラス

ページトップへ