平成26年8月30日
健康寿命
男性の健康寿命は何年で女性は何年か?ご存知ですか。
男性は70歳、女性は73歳だそうです。
アレッ!男性は80歳、女性は86歳と聞いたようだが?
と思われる方もいられるでしょうが、こちらは平均寿命。
健康寿命とは、日常的に介護を必要としないで、自立した生活ができる生存期間のことで、
平均寿命から介護(自立した生活ができない)を引いた数が健康寿命になるとのこと。
ということは介護の期間が男性が約10年、女性が約13年ということになります。
男性の私はこれから10年も介護のお世話になって生きるかと思うとゾーッとします。
新聞の記事によると
「禁煙プログラムによって平均寿命の延長と短期的な医療費節減の両方の効果が確認されているが、
禁煙によって寿命が延びる分で余計に医療費を使う。
その生涯医療費を考慮すると、短期的な医療費削減効果は相殺されかねない。
それどころか、禁煙プログラムを実施した方が生涯医療費は多くなるとの研究結果もある」
と書いてありました。
禁煙により健康に留意しても長生きすることにより、生涯医療費が増えるとは!
私を含め、これから高齢者になる皆さんも一番留意するのは長生きして平均寿命を延ばすことより
健康寿命を延ばすことが社会にとって大事ということになります。
NHKで「ダーヴィンが来た」という動物の生態に関する番組があります。
過日、アリの生態に関する放映を見ていたら、
巣で集団生活をしているアリのうち、約2割のアリは他のアリがセッセと働いているのに何もしないそうです。
そこで、働かないアリだけをその仲間から外して様子を見ていると、残ったアリのうち2割が働かなくなるそうです。
また、その2割を除いて様子をみると残ったアリの2割が働かないようになりました。
これを見ていて人間の社会の生態とよく似ていることを思い出しました。
人間も同じように会社などで役に立たない人を除いて有用な人だけ集めても、
その1〜2割の人が役に立たないようになるというのを以前聞いたことがあります。
アリの場合は、働かないのは何かあった場合に備えてのこととかですが、
人間の場合は、若干様子が違うようです。
集団の中に役に立たない人がいることは、その集団に不要かといえばそうではないようです。
その訳は役に立っている人はその役に立っていない人を見て、やる気が誘発されるとのことです。
理由は違ってもアリの社会と人間の社会に類似性があるのは面白いですね。
私には二人の孫がいますが、そのうち年上の女の子が中学3年生になっています。
今は高校受験で大変な時期で遊びに来るのも少なくなっていますが、
先日私の家に来て学校で作文を書いて優秀賞をもらったといって作文を見せてくれました。
孫の作文を見て日ごろ私が目にする文章とは少し切口が異なり、趣も違っておりましたので
私のHPに掲載しました。
もし、お時間があれば気分転換のつもりで読んでみてください。
離れてみて分かったこと 又は http://www.middleplus.net/data-mail/10y07m1.html
笑顔という魔法 又は http://www.middleplus.net/data-mail/10y07m2.html
stap細胞はどうやら再現できないような様子ですね。
ということは、彼女は、虚偽を言ったことになります。
仮にstap細胞はないとしますと、あそこまでテレビの前で自信満々に「stap細胞はあります」と断言できるのか不思議でたまりません。
本人はウソでなく存在を信じていたとしても、微塵もその真偽を疑わなかったのだろうか?
分野は違うが理工系に身を置いた私としては理解ができません。
今年は去年のような㋈末までの厳しい残暑はなさそう。
過ごし易い秋が少しでも長くありますように。