平成26年1月30日
退職後10年を経過しましたので、このメールの継続をどうしょうかと思いましたが、
一緒に同じ釜の飯を食った皆さんに忘れられないように…。
また、皆さんの定年後の生活設計に参考になればと思い…、続けようと思います。
もし、不要であればお手数ですが受信されたメールをそのまま返信してください。
次から送信を中止いたします。
先日、NHKのニュースで東日本震災地の震災以降のペット(犬)について放送していました。
原発の影響で今だ家に戻れず仮設住宅におられる方のペットは仮設住宅に連れてくることができません。
従って犬は震災を受けた家にそのまま飼われています。
飼い主はかわいい犬のために週二回一時間余かけて車で家に行き、犬の世話をしています。
犬を散歩させ、たっぷりのエサを与えて帰るのですが、なぜか最近その犬が少し痩せてきたことに気が付きました。
原因を調べたら夜間たっぷりもらったエサも一晩で200匹以上のネズミが入れ替わり来てエサをたべていきます。
そのうえ、最近の寒さのため与えた水は凍ってしまい、飲むことができません。
エサも寒さのために凍てついており、犬が口に入れて少しずつ溶かしながら食べていました。
画面を見ていて辛かったのが飼い主が世話を終わり帰るときです。
飼い主が犬の名前を呼んで帰るよと声をかけようとすると物陰に隠れて飼い主の顔を見ようとしないのです。
犬は帰る雰囲気が分かると姿を隠すのです。
飼い主が去った後厳しい寒さの中残される寂しさを予感してのことでしょう。
カメラは飼い主が去った後、犬は物陰から姿を現し、曇った空に向かって遠吠えをする姿を映していました。
最近インターネットで「犬が教えてくれたこと」という本(アスコム 1050円)を買いました。
漫画ですが、内容は犬のカウンセラーをしている方が実際に経験した実話をもとに8つの話が載っていました。
読むと犬の気持が分かり、可愛くて泣けてきます。
犬は一言もしゃべってくれませんが、よく飼い主の事を見ていて実に愛しい動物です。
我が家のトイプードルも飼って2年半になりますが、今では完全な家族の一員です。
家にいるときの犬の存在感は我々人間と変わらず、仮にいないとなるとポッカリ穴があいた気持になるでしょう。
会社のOBが集まって会食する機会が今年に入って二つありました。
一つは私と同じ部署に在籍していた人だけの会食であり、もう一つは全社対象で特に工場関係の人が多い会食です。
前者の会食はもともと9名でスタートしたのですが、今は一名が他界し一名が闘病中です。
後者の会食は私は途中参加で過去の事は分かりませんが幹事がいうには最近参加者が減ってきているとのことでした。
また、私は参加していませんが、これ以外にOBの皆さんが楽しんでいるのがゴルフです。
ゴルフ人は月一の割合で行われているようです。
私が過去のことで、もしやっておけばよかった事を問われるとすればゴルフです。
確かに水泳とか山登りも楽しいのですが、ゴルフで元同僚と毎月ひと時を過ごすのもこれまた捨てがたい気がします。
退職後10年経ち、私も今までの自分の生き方でこれでいいのかと自問する時があります。
折角、神様から健康な身体を授かっているのだから後で悔いのない時を過ごさなければならないのではないかと。
この事についてしばらく考えてみようと思っています。
寒い日々が続いています。
インフルエンザなどにかからないように。