建ぺい率を調べる方法
ご相談内容
いま、住んでいる土地を売ろうと思いますが、このとき建ぺい率はどのようにしたら分かるのでしょうか
相談内容の整理
- 建ぺい率とは
- 建ぺい率の調べ方
相談内容の回答
- 建ぺい率とは
建築面積を敷地面積で割った値のこと。
例えば、敷地面積が1000平方メートル、その敷地上にある住宅の建築面積が500平方メートルならば、この住宅の建ぺい率は50%ということになります。
建築する建物の建ぺい率の限度は、原則的には用途地域ごとに、都市計画によってあらかじめ指定されています。
但し、次のような例外規定があります。
- 近隣商業地域または商業地域内でかつ防火地域内に耐火建築物を建てる場合。
この場合は、都市計画の建ぺい率は適用されない。
敷地全面(100%)に建てることも可能である(但し、外壁の位置が定められている場合などは除く)。
- 敷地が角地にあたる場合。
この場合は、10%の割増になることもある。
- 建ぺい率の調べ方
一番確実なのは、市役所等の建築指導課または都市計画課に問い合わせることです。
これ以外の方法としては、その土地の「用途地域」を調べる方法があります。
例えば第1種住宅地域の建ぺい率は50%、60%、80%のうち、都市計画で定める割合となっています。
更に住宅の広告等で同じ地域の建ぺい率で確認する方法もあります。但し、この場合上記1のように角地などの例外規定に注意する必要があります。
建築確認書及び建築計画概要書がある場合はそれを参照する方法があります。但し、その後の変更があるかも知れませんので注意が必要です。